Sさんは、ご夫婦二人暮らしで、新しく離れを建てられました。長年住み暮らしてきた母屋にも二丁掛けのタイルが使われていて、タイルに関しては相当な知識を持っています。その辺りについて、ご主人に伺ってみると、「実は母屋を建てる際は、3年がかりで自分なりに家づくりのプランを考えました。人任せにはしておけませんから。タイルは土を約1300℃の高温で焼き固めた”焼きもの“です。元の素材の『土』と『石』は、自然素材ですから、それを焼いたタイル自体も耐久性に優れ、強い日差しや風や雨にさらされても変色や劣化がしないという特徴があります。塗装で着色しているわけではありませんから、経年しても色あせもしませんし、表面の劣化がないのが利点です。実際に母屋も15年間、特に外壁の掃除などをしていませんが、キレイなままですよ。今回離れを建てようと考える時も、外壁は迷わずタイルを選びました」と、長年タイルの家に住んできた経験を生かしたお話を聞くことができました。

母屋は重厚なレンガスタイルのタイル張り。
母屋は重厚なレンガスタイルのタイル張り。年月を経て逆に味わいを増しています。

母屋のすぐ裏に創ったご夫婦の新たな住まい。
母屋のすぐ裏に創ったご夫婦の新たな住まい。高齢の方でもストレスの少ない平屋造り。アースカラーの茶色が落ち着いた雰囲気を醸し出します。

タイルの専門家も驚くほどの知識を持つご主人、出来上がったお家のデザインについてどのように感じているのでしょうか。タイルの魅力について伺ってみました。「サイディングは特有のテカリがどうしても気になるんですよ。それに比べてタイルは変なテカリも無いし、質感が良いですね。1枚ずつ貼られているタイルを見ると、重厚な雰囲気もあって、オシャレで高級感があるのが最大の魅力ですね。出来上がったのを見て『あ、良かったな』と満足しています」と語ってくれました。
最後に、タイルを知り尽くしたご主人が、「後々のメンテナンスが必要ないことを考えると最初のコストが高いとは決して思いません。寧ろ安いですよ」と自信満々のお答えで締めくくってくれました。