POINT
外壁選びのポイント

外壁にはいろんな種類があります。でも、ほとんどの人は、どれも同じようなものだと思っているかもしれません。
だから、好きな色合い、模様だったらいい、とか、ハウスメーカーさんがすすめてくれるから、などの理由で選ぶかもしれません。
それはそれで、仕方のないことだとも思います。今までに外壁について教えてもらったり、その必要がなかったのですから。
しかし、もし、そうだったとしても、実は、外壁選びはとても重要なのです。そのポイントをお伝えします。

外壁の役割ってなに?

1. 外壁の役割ってなに?

人と住まいを守る

想像してみて下さい。外壁の無い家。
例えば、バーベキュー場。
屋外との仕切りがないので、暑かったり、寒かったり、雨や風も吹き込みます。
隣のにぎやかな声も聞こえてきます。
外壁の大きな役割は、快適な部屋というあなたの空間を作り人と住まいを守ることです。

外壁選びのポイントってなに?

2. 外壁選びのポイントってなに?

自然環境に何十年も耐える丈夫さ

外壁に求められる主な性能は、次の6つです。

  • 1.耐候性
  • 2.デザイン性
  • 3.断熱性
  • 4.遮音性
  • 5.耐火性
  • 6.耐震性

このうち、3~6(断熱性、遮音性、耐火性、耐震性)は、外壁の内部に設置する断熱材、石膏ボード、柱などの組み合わせにより性能は変わります。また、ハウスメーカーのホームページなどでその性能について詳しく書かれているのでご存じの方も多いかと思います。

耐候性

耐候性

耐候性とは、天気や気候の変化に耐える性能のことです。屋外は、太陽光や紫外線がふりそそぎ続けます。気温は夏の酷暑から冬の厳寒へと、何十年も繰り返し変化します。そして、雨や風が吹き込みます。すると、砂ぼこりや汚れが外壁面に付着します。外壁は、とても厳しい環境に、ずっとさらされ続けるのです。ですから、場合によっては、壁面が劣化(ヒビ、サビなど)したり、変色や変形等を起こします。つまり、耐候性とは、どれくらい自然環境の変化に強いか、ということを意味します。
日本は、雨天が多いので、耐水性(水に強い性能)も重要です。また、海に近い地域は、潮風対策として耐塩性(塩害対策)も重要です。外壁材には、表面の劣化を予防するために、塗料(ペンキ等)を塗り、壁材を保護するものがあります。塗料の一般的な性質上、約10~15年で劣化するので再塗装が必要になります。最新の特殊な塗料でも30年程度経過した後、再塗装が必要です。何十年も住む家。大切な資産。あなたと住まいを守ってくれる外壁材。外壁には、厳しい自然環境に強い丈夫な材質をしっかりと選びましょう。

デザイン性(意匠性)

デザイン性(意匠性)

外壁材には、材料や製造方法により、さまざまな種類があります。それぞれが独自に進化し、得意とするデザインも異なります。どの素材感やデザイン(色、形、模様)を選ぶかはお客様のお好み次第です。
ここで思い浮かべてみて下さい。「自分の家。」多くの人は、家の姿(外観)を思い浮かべるのではないでしょうか?
そうです。外観は、想いの中では家そのものなのです。何十年も住む家だからこそ、自分の好みやこだわりを生かした方がいいと思います。モデルハウスや店舗で実物の素材感を確認したり、家全体の雰囲気をパースで確認して納得のいくデザインを選びましょう。毎日の「行ってきます。」と「お帰りなさい。」で見る家のたたずまい。あなたのお気に入りの外壁材は、きっと、毎日、そしてずっと、あなたの心を豊かにしてくれると思います。

断熱性

断熱性

断熱性とは、屋外の暑さや冷たさが室内に伝わらないようにする性能のことです。壁の内部に、グラスウールや発泡系のプラスチック素材といった断熱材を入れて、断熱性能をもたせます。冬は、屋外の寒さをさえぎり、夏は、暑さをさえぎります。外壁には、快適な室温のため、そして、光熱費の節約につながる断熱性の高い材質を選びましょう。
(外壁材、断熱材、石膏ボード等の種類、組み合わせにより性能が異なります。)

遮音性

遮音性

屋外の雑音が室内では聞こえにくくなる、または、逆に、室内の音が屋外にもれにくくなる性能です。例えば、車が家の前を通った時、遮音性が高ければ、走行音はほとんどしません。逆に、リビングで、映画を大音量で視ていても屋外には音が漏れづらくなります。外壁には、遮音性の高い材質を選びましょう。
(外壁材、断熱材、石膏ボード等の種類、組み合わせにより性能が異なります。)

耐火性

耐火性

万が一、近隣で火災が発生した場合、燃え移りにくい性能のことです。
(外壁材、断熱材、石膏ボード等の種類、組み合わせにより性能が異なります。)

耐震性

耐震性

耐震性とは、地震の揺れに耐えられる性能です。耐震性が高い住宅ほど、強い地震の揺れにあっても倒壊したり、破損しにくくなります。柱やコンクリートといった骨組みだけでなく、外壁を含めた住宅の箱形の形で耐震性を強化している住宅もあります。
(住宅の耐震構造設計、建材の組み合わせにより性能が異なります。)

外壁選びのポイントまとめ

  1. 厳しい自然環境の中でも、何十年も耐えられる丈夫な外壁材を選びましょう。劣化に備えて、将来のメンテナンス費用も計画しましょう。
  2. せっかくのマイホーム。あなたのお気に入りのデザインにこだわりましょう。
  3. 断熱性、遮音性、耐火性、耐震性は、ハウスメーカーに確認しましょう。